OGLOG

おぐらのぶろぐです。VDRAWのマニュアルを兼ねています。

VDRAWでいろいろな放送画面をつくろう!

いつもVDRAWをご利用いただきありがとうございます!おぐらです。

今回はVDRAWの詳細設定をいじって色々な放送画面の作例を紹介します。


基本編

お絵かきを邪魔しない!

お絵かき中、絵を見せたいのに前にいるアバターが邪魔!という時は
アバター設定アバターを透明にするにチェックを入れて、
不透明度のスライダーでアバターを透かしましょう。 f:id:OGOG_Ogura:20190511020003p:plain キーボード設定アバターの不透明度と同期にもチェックを入れると、キーボードも透明になります。

ローアングラーになる!

メインカメラのアングル(上下の回り込み)を上下にいじるとちょっとダイナミック感が増します。

f:id:OGOG_Ogura:20190511020742p:plain 右下にあるワイプ画面はドラッグすると位置を変更できます。
ちなみにカメラアングルはf:id:OGOG_Ogura:20190511021416p:plain をクリックすると、マウスで簡単に操作できるモードになります。
f:id:OGOG_Ogura:20190511021254p:plain


中級編

背景画像を変えて個性を出す!

フランスでお絵かきをしてみました。結構印象変わりますね~
f:id:OGOG_Ogura:20190511022941p:plain
まずは背景にしたい画像をVDRAW.exeと同じ場所にあるImagesフォルダの中に保存します。
f:id:OGOG_Ogura:20190511023303p:plain クイックメニューのf:id:OGOG_Ogura:20190511021644p:plainをクリックすると背景設定が開きます。
f:id:OGOG_Ogura:20190511023359p:plain
背景に画像を使用するにチェックを入れ、右側のリストに表示されているファイル名のボタンを押すと、背景が切り替わります。
.jpgと.pngに対応しています。Imagesフォルダに入れたのにリストに表示されていない場合はリストを更新を押してください。
画像は16:9の比率だといい感じに入ります。それより横長の画像は上下に白い線が入るので注意!


上級編

OBSでクロマキーできる画面を作る!

<2019/06/25追記>
アップデートで右クリックメニューの「アングルプリセット」から超簡単にクロマキーできるようになりました!
以下の内容は古いうえにめんどくさい内容となります。

いろいろな設定を操作するとこんな画面を作ることもできます。
f:id:OGOG_Ogura:20190511024652p:plain
まるで2DVTuberのようですね。でも指はちゃんとキーボードを叩きますよ。
やり方はちょっと複雑です。

  1. クイックメニューでスタイル変更を選び、TYPING STYLEGAMING STYLEにします。

  2. 背景設定で背景を緑クロマキーの画像に設定します。
    VDRAWには最初からChroma_key_Green.pngという画像が用意されています。

  3. 背景設定背景透過/描画というボタンを押し、ワイプ画面の背景を透過します。
    f:id:OGOG_Ogura:20190511025029p:plain

  4. 詳細設定アバター設定で、アバターを半透明にするにチェックし、不透明度を0にします。
  5. キーボード・ゲームパッド設定で、アバターの不透明度と同期にチェックを入れます。
  6. f:id:OGOG_Ogura:20190511021416p:plainを押してカメラのダイレクト操作モードを起動し、モニターが画面外になるようにカメラアングルを調整します。(モニターを真横から見るアングルで、カメラ位置を左右に動かすとよさげ)
  7. 詳細設定システム/その他から、パーティクル(白いふわふわ)を表示する画面右上のVRM権利情報アイコンを表示するのチェックを外します
  8. 多分このままだとアバターが上を向きやすくなってしまっています。その場合、詳細設定モニターにあるモニターの高さを低くします。
  9. 詳細設定カメラの下の方にある、ワイプカメラの画角(ズーム)を、やや大きい値にしてワイプの枠内にアバターが収まるようにします。
  10. 設定画面を閉じ、ワイプ画面にマウスカーソルを合わせてマウスホイールを上下にスクロールして、ワイプ画面自体の大きさを調整します。

もともと小さいワイプ画面を無理やり大きくしているのでちょっと画質は粗くなりますが、各自許容範囲で大きさを調整してみてください。 いろいろ変更した設定も、システム/その他からプリセットを保存すればワンクリックで変更できるようになります。(背景設定とワイプ位置・大きさは除く)

OBSでVDRAWをウインドウキャプチャして、クロマキーのフィルタをかければこの通り、ゲーム画面と重ねて配信なんかもできます。
f:id:OGOG_Ogura:20190511033044p:plain
特に文字情報をはっきり見せたい場合なんかはこういうキャプチャ方式の方がいいかもしれませんね。


以上、VDRAWの設定をいじり倒すとクロマキーもできるよ!って事を言いたかった記事でした。
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VRMモデルはニコニ立体VRoid Hubでダウンロードできますし、将来的にはTHE SEED ONLINEやVRoid Hubとの連携も予定していますので、それらに対応した/対応予定であるアバター作成アプリ(MakeAvatarカスタムキャスト)で作っておくのもオススメですよ・・・!