VDRAWでいろいろな放送画面をつくろう!
いつもVDRAWをご利用いただきありがとうございます!おぐらです。
今回はVDRAWの詳細設定をいじって色々な放送画面の作例を紹介します。
基本編
お絵かきを邪魔しない!
お絵かき中、絵を見せたいのに前にいるアバターが邪魔!という時は
アバター設定
のアバターを透明にする
にチェックを入れて、
不透明度
のスライダーでアバターを透かしましょう。
キーボード設定
でアバターの不透明度と同期
にもチェックを入れると、キーボードも透明になります。
ローアングラーになる!
メインカメラのアングル(上下の回り込み)
を上下にいじるとちょっとダイナミック感が増します。
右下にあるワイプ画面はドラッグすると位置を変更できます。
ちなみにカメラアングルは
をクリックすると、マウスで簡単に操作できるモードになります。
中級編
背景画像を変えて個性を出す!
フランスでお絵かきをしてみました。結構印象変わりますね~
まずは背景にしたい画像をVDRAW.exeと同じ場所にあるImagesフォルダの中に保存します。
クイックメニューのをクリックすると背景設定
が開きます。
背景に画像を使用する
にチェックを入れ、右側のリストに表示されているファイル名のボタンを押すと、背景が切り替わります。
.jpgと.pngに対応しています。Imagesフォルダに入れたのにリストに表示されていない場合はリストを更新
を押してください。
画像は16:9の比率だといい感じに入ります。それより横長の画像は上下に白い線が入るので注意!
上級編
OBSでクロマキーできる画面を作る!
<2019/06/25追記>
アップデートで右クリックメニューの「アングルプリセット」から超簡単にクロマキーできるようになりました!
以下の内容は古いうえにめんどくさい内容となります。
いろいろな設定を操作するとこんな画面を作ることもできます。
まるで2DVTuberのようですね。でも指はちゃんとキーボードを叩きますよ。
やり方はちょっと複雑です。
クイックメニューで
スタイル変更
を選び、TYPING STYLE
やGAMING STYLE
にします。背景設定
で背景を緑クロマキーの画像に設定します。
VDRAWには最初からChroma_key_Green.png
という画像が用意されています。背景設定
の背景透過/描画
というボタンを押し、ワイプ画面の背景を透過します。
詳細設定
のアバター設定
で、アバターを半透明にする
にチェックし、不透明度を0にします。キーボード・ゲームパッド設定
で、アバターの不透明度と同期
にチェックを入れます。- を押してカメラのダイレクト操作モードを起動し、モニターが画面外になるようにカメラアングルを調整します。(モニターを真横から見るアングルで、カメラ位置を左右に動かすとよさげ)
詳細設定
のシステム/その他
から、パーティクル(白いふわふわ)を表示する
と画面右上のVRM権利情報アイコンを表示する
のチェックを外します。- 多分このままだとアバターが上を向きやすくなってしまっています。その場合、
詳細設定
のモニター
にあるモニターの高さ
を低くします。 詳細設定
のカメラ
の下の方にある、ワイプカメラの画角(ズーム)
を、やや大きい値にしてワイプの枠内にアバターが収まるようにします。- 設定画面を閉じ、ワイプ画面にマウスカーソルを合わせてマウスホイールを上下にスクロールして、ワイプ画面自体の大きさを調整します。
もともと小さいワイプ画面を無理やり大きくしているのでちょっと画質は粗くなりますが、各自許容範囲で大きさを調整してみてください。
いろいろ変更した設定も、システム/その他
からプリセットを保存すればワンクリックで変更できるようになります。(背景設定とワイプ位置・大きさは除く)
OBSでVDRAWをウインドウキャプチャして、クロマキーのフィルタをかければこの通り、ゲーム画面と重ねて配信なんかもできます。
特に文字情報をはっきり見せたい場合なんかはこういうキャプチャ方式の方がいいかもしれませんね。
以上、VDRAWの設定をいじり倒すとクロマキーもできるよ!って事を言いたかった記事でした。
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VRMモデルはニコニ立体やVRoid Hubでダウンロードできますし、将来的にはTHE SEED ONLINEやVRoid Hubとの連携も予定していますので、それらに対応した/対応予定であるアバター作成アプリ(MakeAvatarやカスタムキャスト)で作っておくのもオススメですよ・・・!